わが国では、成年の礼として元服という儀式がありました。元服はおおよそ男子の十二歳から十六歳位の間に行われ、それまでの童形から前髪をすき元結を結い、冠をかぶり、成人の装束を付けます。このとき幼名も改め、大人の列に加わりました。
当宮境内に祀られている白幡宮の御祭神源義家公が当宮の本宮である京都・石清水八幡宮のご神前で元服式を挙げられ、八幡太郎義家と名乗られたのはあまりにも有名です。
現在の成年の祝いは一月成人の日に満二十歳に達した男女が行いますが、元服式に習い、神社で成人式を行い、成人になったことを奉告し、氏子入りすることが人生の大きな区切りとなるのです。
尚、成人になる前に、十三詣(女子数え年13歳)や立志詣(男子数え年15歳)も行われます。
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