結婚記念日を祝う習慣は、わが国では明治二十七年に明治天皇、大正十四年に大正天皇がそれぞれ御成婚二十五年(銀婚)をお祝いになり、昭和四十九年には昭和天皇が御成婚五十年(金婚)をお祝いになられました。
「高砂の尾上の松の相生に玉椿八千代をかけて相睦び相扶けて」
と、神前に祈誓されたご夫婦が、世の荒浪を凌ぎながらここまで来るのは容易なことではありません。それだけに記念日が長年であればあるほど、誰しも感慨深いものがあろうかと思います。
年数によって名称がつけられていますが、一般的に銅婚式(十五年)、銀婚式(二十五年)、金婚式(五十年)には、夫婦揃ってご神前に奉告され、家族お揃いでお祝いをいたしましょう。
結婚記念 一覧表
1年 | 紙婚 (かみこん) | 12年 | 絹婚 (きぬこん) | 40年 | 緑玉婚 (りょくぎょく<エメラルド>こん) |
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2年 | 藁婚 (わらこん) | 15年 | 銅婚 (どうこん) | 45年 | 紅玉婚 (こうぎょく<ルビー>こん) |
3年 | 草婚 (そうこん) | 20年 | 陶器婚 (とうきこん) | 50年 | 金婚 (きんこん) |
5年 | 木婚 (もっこん) | 25年 | 銀婚 (ぎんこん) | 60年 | ダイヤモンド婚 |
7年 | 花婚 (はなこん) | 30年 | 真珠婚 (しんじゅこん) | ||
10年 | 錫婚 (すずこん) | 35年 | 珊瑚婚 (さんごこん) |
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