神社で健康祈願をする時の手順や作法は?
健康祈願で御利益のあるおすすめな神社は?
健康であるのは、本当にありがたいことなのですが、我々はつい健康であることの幸せを当たり前と捉えて忘れてしまいがちです。
失って初めて気づくのが「健康の大切さ」なんて言われていますが、できることなら、康を失う前からしっかり健康祈願をしておきたいですよね!
全国には健康祈願を受けられるおすすめの神社が多数存在しています。
そこで今回は、神社で健康祈願をするのに向いている人や、健康祈願におすすめな神社に関する情報などを解説していきます。
足を運べそうなら是非、おすすめの神社へ行ってみてくださいね!
- 健康で過ごしたい人も、現在病気を抱えている人も健康祈願に向いている
- 神社で健康祈願をすれば、健康への意識が高まり心の拠り所も生まれる
- 健康祈願に向いている、おすすめな神社が全国にはたくさん存在する
- 健康祈願に向いているグッズには、お守りや緑だるまがおすすめ
- 健康祈願をする際には、時間帯や服装や作法などにも気を配ると良い
神社で受けられる健康祈願とは
神社では、恋愛成就の祈願や試験合格の祈願ができるのと同じように、健康祈願も行うことができます。
健康祈願をする際には、個人的に神社の本殿へ行き、お賽銭を入れて手を合わせる場合もあれば、神主さんに依頼をして特別な御祈祷を行ってもらう場合もあります。
健康祈願に掛かる費用はケースバイケースですが、高額であればすぐに完治し安価だと治らない、というわけではありません。
神社で健康祈願をしっかり行えば、潜在意識に「これで絶対に治る」と刻み込みやすくなるでしょう。
勿論、健康祈願をすることで必ず病気が治ることはないので注意することが大切です。
心強さを得ることができたら、人は困難を乗り越えやすくなります!
神社で健康祈願するのがおすすめな人の特徴
神社で健康祈願をするのにおすすめな人の特徴は、以下の通りです。
- 重い病気を抱えている人
- 年をとっても健康で過ごしたい人
- 子供がいる・妊娠している人
詳細について、解説していきます。
重い病気を抱えている人
現在、重い病気を抱えている人には、特に健康祈願がおすすめできます。
「病は気から」という言葉があるように、病気の進行は心と密接に関係しているからです。
神社へ行って健康祈願を行うと、「ここでお参りをしたのだから、もう大丈夫」という心の拠り所が生まれ、精神的にも余裕が生まれるでしょう。
本人が無理をして神社へ出向かなくても、家族や友人や恋人が代理で参拝をすれば、同じ効果が得られると考えて良いです。
重い病気を抱えている人には、健康祈願をして来たよ!と報告してあげると良いでしょう。
年をとっても健康で過ごしたい人
若いうちは、そこまで健康に関して意識しなくてもいいかもしれません。
ただ、ある程度年齢を重ねてくると、人間は誰でも健康バランスを崩しやすくなります。
年をとってからもずっと健康でパワフルに過ごしたい!というのは、全ての人に共通する願いではないでしょうか?
つまり、健康祈願は老若男女問わず、全ての人におすすめできると言えるわけです。
本当は、若いうちから健康祈願をしておくことが大切ですよ!
子供がいる・妊娠している人
立派に成長した大人と違い、小さな子供や妊娠している女性は、体調を崩しやすいものです。
命が危険にさらされるパーセンテージも、普通の人より高いと言えるでしょう。
だからこそ、子供がいる人や妊娠している人は、特に健康祈願を意識的に行ってみてください。
小さな子供のために、生まれてくる新しい命のために、祈りを捧げましょう!
無事に産まれたり、立派に成長したりした暁には、お礼参りをするのも大切です。
神社で健康祈願するのがおすすめな理由
神社で健康祈願をするのが、なぜおすすめできるのか、理由を以下にまとめました。
- 健康を日常生活から意識するようになる
- 病気封じをしてもらえる
- 病気が治らない時の心の拠り所になる
詳細について、解説していきます。
健康を日常生活から意識するようになる
健康というのは、元気で過ごしている多くの人にとって「当たり前」になってしまっています。
そのため、食事や運動や睡眠など、あらゆることが適当になってしまい、せっかく元気であったはずの身体が、ボロボロになってしまうこともよくあります。
ところが、若くて元気なうちから健康祈願をしておくと、日頃から健康に対する意識が人一倍高まるようになります。
調子を崩した時にも、「健康祈願をしているのだから大丈夫」と思うことで、回復がグンと早くなる可能性が高いです。
健康祈願は潜在意識と密接に関係があるので本当に効果を発揮しますよ!
病気封じをしてもらえる
神社という場所の空気や、特別な試練を乗り越えて来た神官の人々には、病気を封じるパワーがあります。
科学的に説明をするのは難しくても、実際に病気封じを行ってもらうことで、命拾いをしたという人は後を絶ちません。
本当は病気になる前から、健康祈願をしておきたいところですが、いざという時、本当に病気になってしまった時、その状況から救ってくれるのが神社の凄いところです。
本当は、病気になってしまった人が、自らの足で神社へ行ければ一番良いのですが、それが難しい場合は、代理で家族や友人や恋人が病気封じの祈祷を行えば大丈夫です。
必ずしも本人が行く必要はないので、無理しないようにしましょう!
病気が治らない時の心の拠り所になる
病気で苦しんでいる間、もっとも辛いのが「いつまでも治らないんじゃないか」「この状況が永遠に続くんじゃないか」と思ってしまうことでしょう。
そんな時、神社で健康祈願をしていれば、「大丈夫!必ず回復できる!」と心の底から信じることができます。
もちろん、信じる力は、自分の中から自然と沸き起こすともできます。
ただ「神様がついてくれている」と思えれば、回復を信じる力が何倍にもなるでしょう。
私達は神の子ですからね!困った時には神様が助けてくれますよ!
健康祈願におすすめのグッズ
健康祈願をするのにおすすめのグッズ、アイテムは以下の通りです。
- お守り
- 緑のだるま
詳細について、解説していきます。
お守り
「健康祈願」「病気平癒」「不老長寿」などと描かれたお守り、御札が売られていたら、購入してみると良いでしょう。
肌身離さず持ち歩いたり、よく見えるところに飾ったりすることで、精神的な安定を得ることができますよ!
ただし、人にプレゼントする場合は、少し注意が必要です。
気持ちは伝えることができるので、喜んでくれる人がほとんどでしょうが、宗派が違ったり神社への返納が手間だったりするパターンもあるので、気をつけてあげてください。
プレゼントの場合、よかれと思ってもかえって負担をかけてしまう場合があるんですね。
緑のだるま
機会があれば、だるまも開運グッズとして効果があるので、入手することをおすすめします。
だるまはそれぞれ、色ごとに込められている意味が違います。
ちなみに、赤は家内安全や魔除け、黒は商売繁盛や事業繁栄、黄色は幸運や夢の実現、白は受験合格や目標達成、と言われています。
そんな中、緑のだるまは健康や長寿・病気平癒などを叶えてくれるのです。
だるまと言えば赤のイメージですが、健康祈願のために購入するなら、血を連想させる赤いだるまではなく、緑のだるまを購入しましょう!
神社で健康祈願する際の注意点
神社で健康祈願をする際に、注意すべきことを以下にまとめました。
- 適切な服装で参拝し健康祈願する
- 赤口(しゃっこう)の時間帯は避ける
- 参拝時の手順や作法に注意する
詳細について、解説していきます。
適切な服装で参拝し健康祈願する
神様の前に立つ時には、できる限り、その場にふさわしい適切な格好で出向くようにしましょう。
スーツや着物まで着て、わざわざ正装で行く必要はありませんが、カジュアル過ぎない、フォーマルに近い格好で行くように意識してみてください。
また、参拝をする時には、帽子やマスクやイヤホンなどは、外すようにしてください。
神様が目に見えない存在だからといって、こういったところを軽視せず、大切な人の前に立つ時と同じように、礼儀を重んじましょう。
きちんとした格好でお参りをすれば、自分自身も気持ちがいいですからね!
赤口(しゃっこう)の時間帯は避ける
赤口というのは、中国の六曜という暦の中で決められている日時のことで、大安や仏滅と同じ周期で巡って来ます。
その日が赤口にあたるかどうかは、六曜のカレンダーを確認すれば把握できますよ!
赤口には「赤」という文字が含まれており、これが「血」を連想させることから、古来より健康祈願の参拝には向かないとされています。
ただ、うっかり赤口のタイミングで祈願をしてしまったとしても、そこまで問題はありませんので、気にし過ぎないようにしてください。
赤口は中国由来の概念なので、日本の神社へ参拝する場合であれば関係ないとされる説もあります。
参拝時の手順や作法に注意する
参拝をする時には、その神社ごとに作法がありますので、正式に参拝をする場合は、事前に調べておくと良いでしょう。
ただ、大体の神社において共通する手順というものが存在しますので、基本的にはそれを押さえておけば大丈夫です。
たとえば、参拝の前には、手水舎で手を洗う、参道を歩く時には、真ん中を歩かないといった作法は有名です。
また、参拝をする時には「二礼二拍手一礼」をしてから本殿に向かって手を合わせ、心願を唱えるのが一般的です。
一番大切なのは神様に対する敬意なので、細かい部分は守れなかったとしても大丈夫ですよ。
健康祈願ができる神社についてよくある質問
健康祈願ができる神社について、多くの人が疑問に感じることをまとめました。
- 神社で健康祈願する際の唱え言はありますか?
- 健康祈願することで病気は治りますか?
- お賽銭の金額はいくら入れれば良いですか?
詳細について、解説していきます。
神社で健康祈願する際の唱え言はありますか?
神社で健康祈願をする際には、自分の言葉で自分の願いを伝えれば大丈夫です。
周囲に人がいる場合、声に出してしまうと迷惑になってしまう可能性があるので、基本的には心の中で静かに唱えましょう。
また、願い事を唱える前には、自分の名前や住所を伝え、挨拶をすると共に、日頃の感謝の気持ちを先に伝えてください。
ただ、後ろで順番待ちをしている人がいる場合は、長くなり過ぎないよう、気を遣うことも大切です。
感謝がないまま、願い事だけを伝えられた場合、逆の立場だったらどう思うかを考えましょう。
健康祈願することで病気は治りますか?
健康祈願は、病気が治ることを100%保証するようなものではありません。
人にはそれぞれ定められた寿命というものがありますし、生まれる前に受けると決めてきた試練もありますので、健康祈願をしたからといって、病気が回復しないこともあり得ます。
ただ、健康祈願をすれば、病気である当人も含めた周囲の人々が「治るに違いない」と確信を持つことができます。
回復すると信じる力が、病気にとっては何よりの薬になりますので、そのためにも健康祈願は高い効果を発揮すると考えてください。
100%ではなくても、健康祈願は病気が治る確率を格段にアップさせてくれます。
お賽銭の金額はいくら入れれば良いですか?
お賽銭の金額については、ルールがありません。
こまめに神社へ通うのであれば、五円や十円などの小銭で充分だと言えるでしょう。
神様に対して、感謝の心を伝えたい、本気であることを伝えたい、という場合は、自分の中でそれが表現できる金額を投じましょう。
小銭ではなく、お札を入れることによって、誠意を示せるように感じるという人も多いです。
毎回考えるのが大変!という人は、自分の中で一番腑に落ちる金額を決めてしまいましょう。
健康祈願ができる神社についてのまとめ
以上、健康祈願が病気の回復に効果を発揮する理由や、実際に健康祈願をするのにおすすめな神社の情報など、解説させてもらいました。
祈願や祈祷時は、病院での治療と違い目に見えないわかりづらいものなので、人によっては「そんなことをして、何の意味があるの?」と思ってしまうかもしれませんね。
ただ、我々人間の体や心が、未知の不思議なエネルギーによって動かされていることは間違いありません。
なぜ、古代から神社のような場所が存在しているのか、そして、お正月などの重要なタイミングでなぜ皆が自然とそこへ足を運びたくなるのか、頭ではなく感覚で捉えてみると良いでしょう。
大宮八幡宮の紹介
大宮八幡宮は、主祭神である応神天皇とその父母を祀る神社。
御祭神に親子三神を祀ることから、とくに子育て・安産に御利益があるとされている。
また、東京のほぼ中央に位置するため「東京のへそ」という異名も持つ。
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