神社ではどんな安産祈願が受けられるの?
安産に御利益のあるおすすめな神社は?
生まれてくる小さな命を授かった時、家族はどうか無事に産まれて来て欲しいと願いますよね。
必ず無事に産まれてくれることを確信するためにも、多くの人が神社で安産祈願のお参りをしたいと思うものです。
そこで今回は、神社でどのような安産祈願を受けることができるのか、また実際に安産祈願を行ってくれるおすすめな神社の情報について、解説していきます。
今後、出産する予定がある人は特に、こちらで紹介する情報を是非参考にしていってくださいね。
- 赤ちゃんが無事に産まれるよう安産祈願をしてくれる神社がある
- 安産に御利益のある神社は全国各地にたくさん存在している
- 神社でもらえるお守りは、母子手帳やバッグにつけるなどして保管する方法がある
- 安産祈願のお守りは、基本的に一年後くらいに返納すると良い
- お守りをプレゼントする時には、状況やタイミングに注意する
神社で受けられる安産祈願とは
神社やお寺では、「神官」と呼ばれる人々が、開運や厄祓いのために祈祷を行ってくれます。
祈祷には様々な種類があり、その中には、赤ちゃんが無事に産まれてくることを願う「安産祈願」もあります。
神社で祈祷を行ってもらう際には、初穂料といって謝礼に代金を奉納します。
安産祈願の初穂料の相場は、5,000円〜1万円程ですがこの金額は神社によって変化するので注意しましょう。
金額が安いからといって、無事に産まれないわけではありませんので、無理をして高額を支払おうとしなくても大丈夫ですよ!
安産祈願後のお守りはどうすればいい?
安産を祈願してもらった後、そこで手に入れたお守りをどうすれば良いのか、以下にまとめました。
- 神社に返却しお焚き上げをしてもらう
- 自宅で保管する
- 友人や親戚の妊婦さんへプレゼントする
詳細について、解説していきます。
神社に返却しお焚き上げをしてもらう
神社で入手したお守りは、最終的にその神社へ返納し、お焚き上げをしてもらうのが基本です。
このお守りのおかげで無事に産まれてくれた!という感謝の気持ちがあったり、美しい装飾に癒やされていたりする場合もあるかもしれませんが、それでも返納することをおすすめします。
お守りが持つエネルギーは、その役目を終えると同時にどんどん弱まっていきます。
お守りの効力は基本的に一年程度と言われていますので、この期間を過ぎても手元に置いておくと、古いエネルギーがあなたの波動を下げてしまう可能性が出てくるのです。
毎日手に取って眺めるくらい大好きで手放せないのであれば、無理に返納しなくても良いですが、放置するくらいならすぐに返納しましょう。
自宅で保管する
出産後しばらくは体調や育児などの事情で、すぐに神社へ行けない場合もあるでしょう。
その際には、自宅で丁寧に保管しておきましょう。
大切なものをしまう場所で、静かに保管しておくのがおすすめです。
ただし、自宅で保管する場合、半永久的に放置するのはやめましょう。
外出ができるようになったタイミングで、一年以内に神社へ奉納するようにしてください。
返納は、そのお守りの販売元である神社にするのがベストですが、遠方で行くのが難しい場合は、近所の神社に返納しましょう。
友人や親戚の妊婦さんへプレゼントする
神社で祈願してもらっているので、お守りは必要がないかな…?と感じた場合、そのお守りを別の妊婦さんにプレゼントするのも良いでしょう。
お友達や親戚に妊婦さんがいるのであれば、お守りが欲しいかどうか尋ねてみるといいかもしれません。
ただし、お守りに対する考え方については、宗派や信仰の問題が関係しており、デリケートだったりもするので、あまり気軽に渡せるものではないと心得ておきましょう。
日頃からよく同じ神社へお参りに行くなど、関係性や価値観がわかっている場合のみ、プレゼントをしてあげるようにしてください。
お守りには返納の手間も生じたりするので、人によっては喜ばれない場合もあると覚えておいた方がいいかもしれません。
神社でもらえる安産祈願のお守りの保管方法
神社でもらえる安産祈願のお守りの保管方法を、以下にまとめました。
- 腹帯に入れて保管する
- 母子手帳に挟んで保管する
- 財布やバックにつけて保管する
詳細について、解説していきます。
腹帯に入れて保管する
腹帯とは、妊婦さんがお腹の重みで腰や背中へ負担を掛けないようにするための、ベルトのようなものです。
日本では、妊娠5ヶ月目くらいから腹帯をするのが一般的ですが、実は医学的なメリットがないと言われており、海外だとこの風習は見られません。
腹帯は必ずしも使用しなければいけないものではありませんが、腹帯を使用する場合は、ここにお守りを入れて保管しても良いでしょう。
常に腹帯で保管しなくても、不安が伴う外出時のみ腹帯の中に忍ばせて持ち歩くなど工夫をしてみてください。
違和感がある場合は、無理をして腹帯の中に入れなくても大丈夫です!
母子手帳に挟んで保管する
母子手帳は、妊娠がわかった段階で必ずもらえるものであり、受診の度に目にするものなので、ここに入れてお守りを保管するのも良いでしょう。
ページの間に挟んでも良いですし、母子手帳は普通、ケースなどに入れて持ち歩きますので、そのケースの中に一緒に入れておくのも良いでしょう。
お守りは、引き出しの中にしまっておくのが良いと感じる人もいるかもしれませんが、肌身離さず持ち歩く方が御利益を得やすいです。
出産を意識するタイミングで、お守りを目にするというのは、非常に良いルーティンなので、母子手帳の中に入れるのは、かなりおすすめできます。
母子手帳は、出産後も使うものですので、無事に産まれ、健康に育ってくれるよう、ここにエネルギーを貯めておきたいですよね!
財布やバッグにつけて保管する
一般的なお守りと同じように、財布やバッグにつけたりして安産祈願のお守りを保管するのも良いでしょう。
お守りは目にする度にパワーをもらえるので、見えない場所にしまいこむよりも、よく見える場所、よく使う場所で保管するのがおすすめです。
汚れてしまうから…と気を遣いたくなるかもしれませんが、どちらかというと、頻繁に眺めたり、握り締めたりして、愛用していくイメージです。
ただ、バッグや財布の外側にぶら下げておいた方が良いかというと、決してそういうわけではないので、自分の中でちょうどしっくりくるスタイルを採用しましょう。
他のお守りと併用してつけても大丈夫ですよ!
安産祈願のお守りを神社に返納するタイミング
安産祈願のお守りを手に入れた際、それを返納するのはいつが良いのか適切なタイミングをまとめました。
- 出産後に返納する
- お宮参りの際に返納する
- 一年後に返納する
詳細について、解説していきます。
出産後に返納する
神社が近所にあり、出産後すぐに出歩けそうな場合は、そのタイミングでお守りを返納しても良いでしょう。
必ずしもすぐに返納しなければいけないわけではありませんが、すぐ神様にお礼を伝えに行きたい、すぐ新しいお守りに交換したい!と感じる人は、出産直後に返納してみてください。
基本的に返納は本人が行うものですが、もし、出歩くことが難しいのに、素早く返納したいと感じるのであれば、代理で家族や友達に頼むのも良いでしょう。
ただ、この後の項目でも説明しますが、出産後一年ほどはお守りを保管していて大丈夫です。
自分なりに心地良いペースで返納すればOKです!
お宮参りの際に返納する
出産から一ヶ月ほどが経過した際、産まれてきた赤ちゃんを連れて、神様へ挨拶に行く「お宮参り」なるイベントがあります。
ちょうど神社へ行くことになるので、この時に安産祈願のお守りを返納をする人も多いでしょう。
ただ、安産祈願をお願いした神社と、お宮参りへ行く神社は、別である場合もあります。
その際は、自分が納得できる方の神社へお守りを返納してください。
すぐに返したいのか、お世話になった神社に返したいのか、自分の心に問い掛けてみましょう。
一年後に返納する
お守りは、安産祈願のお守りだけに限らず、一般的にどんなお守りであっても一年ほどで効果を失うと言われています。
購入したタイミングから一年ほどが経ったら、すみやかにそのお守りを手に入れた神社へ奉納しに行きましょう。
ただし、期限を厳守しなければいけないようなものではないため、その時期にどうしても都合が悪かったり、体調が悪かったりしたら、無理をしなくても大丈夫です。
出産後には、状況が不安定になりがちなので、場合によっては、代理の人が返納をしても良いですし、別の神社へ返納しに行っても良いでしょう。
あくまでも目安ですので、精神的な負担にならないようにしてくださいね!
神社でもらえる安産祈願のお守りに関する質問
神社でもらえる安産祈願のお守りに関して、多くの人が疑問に感じることをまとめました。
- 安産祈願のお守りを神社に返納するタイミングは?
- 安産祈願のお守りは複数持っていても大丈夫?
- 安産祈願のお守りをプレゼントする適切な時期は?
詳細について、解説していきます。
安産祈願のお守りを神社に返納するタイミングは?
安産祈願のお守りは一般的に、購入から一年ほどで、入手した神社へ行き、本人が御礼参りをすると共に、返納します。
ただ、人によってはすぐ新しいお守りに買い替えたいと感じることもあるでしょうし、お宮参りのタイミングで返納しようと思う人もいるでしょう。
厳密なルールは存在しないので、無理がないよう、自分なりのタイミングで返納してください。
すっかり元気になっていて、いくらでもタイミングがあるのに、なんとなく面倒だから返納しに行かない…というのは、神様に対して失礼にあたるので、おすすめできません。
返納をするということは、神様にお礼を伝えることと同義なので、お守りを入手したからには、きちんと返納を行いましょう。
安産祈願のお守りは複数持っていても大丈夫?
お守りをいくつも持っていたり、いくつもの神社へお参りに行ったりするのは、良くないと考える人もいるでしょう。
これは、人間が浮気をされたら怒るのと同じように、神様も浮気をされたら怒るのでは?という発想から来るものです。
ただ、神様はたくさんいるわけではなく、大いなる唯一無二の存在であると考えることもできます。
それであれば、神様同士の喧嘩が起きるとは考え難いので、複数のお守りを持っていても大丈夫ですよ!
あなたが自分自身の心に問い掛け、違和感がなければ、複数のお守りを持っていても問題ないということです。
安産祈願のお守りをプレゼントする適切な時期は?
妊婦さんに安産祈願のお守りをプレゼントする際には、慎重になった方が良いでしょう。
出産はデリケートな問題なので、無理をして気持ちを伝えようとする必要はありません。
多くの妊婦さんは、安産祈願のお守りを自分で購入して持っているため、かえって迷惑や負担になってしまう可能性があることも考えましょう。
無事に赤ちゃんが産まれてから、出産祝いを渡す方がおすすめできます。
ただ、それでも安産祈願のお守りをプレゼントしたいのであれば、安定期に入った頃、たまたま会う機会に恵まれたタイミングで渡してあげてください。
お守りを渡す目的だけで、わざわざ呼び出したりしないよう気を遣ってあげましょう。
【まとめ】神社でもらえる安産祈願のお守りについて
以上、神社でできる安産祈願や、神社でもらうことのできる安産のお守りについて、解説させてもらいました。
赤ちゃんが無事に産まれて来るよう、神様にお祈りすることは非常に大切なプロセスです。
ただ、神様に気を遣い過ぎて、精神的負担になってしまっては本末転倒ですので、あくまでも妊婦さんと赤ちゃん、本人の体や心を一番大切にしてあげてください。
お守りをプレゼントする際にも、相手の負担にならないよう慎重になってあげる必要がありますので、気をつけましょう。
大宮八幡宮の紹介
大宮八幡宮は、主祭神である応神天皇とその父母を祀る神社。
御祭神に親子三神を祀ることから、とくに子育て・安産に御利益があるとされている。
また、東京のほぼ中央に位置するため「東京のへそ」という異名も持つ。
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