１０月１７日に神嘗祭遙拝を執り行います。

神宮（伊勢神宮）には年間に千数百ものお祭りがあります。

神嘗祭(かんなめさい)とは、これら神宮の数多い祭典の中でも特に由緒あるお祭りの一つです。

天皇陛下より勅使を差し遣わされ幣帛が奉られ、皇室のご繁栄と国家の安泰、五穀の豊穣、国民の平安をお祈りします。

その年の新穀を、先ず天照大神様に捧げ豊穣を感謝すると共に更なるご神徳を頂くというところに、このお祭りの意義があります。

更に、式年遷宮が執り行われた年の神嘗祭は、大神嘗祭（おおかんなめさい）とも云われ、社殿や御神宝類をはじめ一切を新しくして、神嘗祭を完全なかたちで執り行うところに本来の趣旨があります。